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ユーロ圏総合PMI、11月に予想外の上昇-「記録的なインフレ圧力」

  • 11月総合PMIは55.8に上昇、市場予想は53
  • 物価上昇圧力、「これまでのどの期間よりもはるかに強まっている」

ユーロ圏の経済活動は11月に予想外の拡大加速を示した。ただ、域内の景気回復は新型コロナウイルスの感染再拡大や「記録的なインフレ圧力」に直面している。

  IHSマークイットが23日発表した11月の購買担当者指数(PMI)速報値は総合が55.8と、前月の54.2から上昇した。市場では前月比で低下が見込まれていた。IHSのリポートによれば、10ー12月(第4四半期)の経済成長は引き続き減速が示唆されている。

  IHSのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、インフレが一段の障害になりつつあると指摘した。

  「供給遅延は今もかつてない高い水準で、エネルギー価格も上昇する中で、PMI調査を開始して以降のどの期間よりもはるかに物価上昇圧力が強まっている」と述べ、「供給遅延やコスト高、新型コロナを巡る新たな懸念が相まって、企業の楽観は1月以来の低さに落ち込んだ。これはユーロ圏経済にとって、さらなる短期的な下振れリスクとなる」との見方を示した。

ユーロ圏PMI11月予想10月
製造業58.657.458.3
サービス業56.653.554.6
総合55.85354.2

 

 

Inflation and a new wave of Covid could hurt euro-area growth
 
 

 

原題:Europe’s Recovery at Risk From Covid Wave, Inflation Pressure(抜粋)

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