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トルコ・リラ下げ止まらず、一時18%安-節目次々破り安値更新

更新日時
  • 1ドル=13リラ台まで急落、エルドアン大統領が再び利下げ支持
  • ドルに対し20年ぶりの11営業日続落、11月だけで3分の1減価

23日の外国為替市場で、トルコ・リラの下げが止まらない。エルドアン大統領があらためて利下げを支持し、リラに売りが殺到している。

  リラは史上初めて1ドル=12リラを割り込むと、下げに拍車が掛かり一時18%安の13.45リラまで急落した。ドルに対しては20年ぶりとなる11営業日続落で、11月だけでおよそ3分の1減価した。

  エルドアン大統領は22日遅く、利下げは輸出と雇用創出を優先する、より長期的な政策転換の一環だと正当化。だが、これまでの利下げが物価を押し上げているほか、投資家からはトルコの金融政策がますます不合理で予測不可能になっているとの不満が噴出している。世界的な景気回復でインフレ率が上昇し中央銀行の多くが政策引き締めを検討する中、トルコ中銀は9月以降に4ポイント利下げした。

  リラの最近の急落で、ソシエテ・ジェネラルやゴールドマン・サックス・グループなどは、トルコ中銀が2022年上期に利上げすることになると予想。一方、フィデリティ・インターナショナルなどは同中銀が政策姿勢をそれほど早く変えることはなく、過剰な金融緩和が継続するとみている。

Turkish lira navigates at historic lows as Erdogan vows to keep rates down
 
 

原題:Lira Losses Snowball in Turkey’s Worst Streak in 20 Years、*TURKISH LIRA DEPRECIATES PAST 13.00 VS DOLLAR(抜粋)

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