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地裁が関西スーパの統合手続きを差し止め-会社側異議申し立てへ

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神戸地方裁判所は22日、関西スーパーマーケットエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の食品スーパー2社との経営統合の手続きを差し止める仮処分決定をした。

  関東でディスカウントスーパー「オーケーストア」を展開するオーケー(本社・横浜市)は9日、10月29日の関西スーパーの臨時株主総会での決議に疑義が生じたとして、神戸地裁に経営統合差し止めの仮処分を申請していた。

  オーケーは22日、神戸地裁が同社の申し立てを認めたことを明らかにし、「司法の良識ある判断が示されたものと受け止めている」とのコメントを発表した。

  関西スーパーも同日夜、「当社の主張が認められなかったことは誠に遺憾」とし、仮処分決定に対し異議を申し立てる予定だと発表した。12月1日に予定されていた株式交換の手続きはストップする。

  オーケーは、関西スーパーとH2Oの経営統合が撤回されれば1株当たり2250円で、いったん取り下げた株式公開買い付け(TOB)を再度実施することを計画している。

8月以降の関西スーパーマーケットの株価の動き
 
 

  関西スーパーの株価は、10月29日の株主総会でH2Oとの統合が僅差で可決した翌日から急落していたが、オーケーが神戸地裁に株主総会の決議に関する仮処分を申請した後は、TOBへの期待感が再び浮上して持ち直している。22日の終値は前週末比3.7%安の1504円だった。

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(関西スーパーの発表を追加して記事を更新します)
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