コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(11月22日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●TOPIXは小反落、海外コロナ再拡大で景気懸念-自動車や空運安い

(記事全文はこちらこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式市場はTOPIXが小幅に反落。欧州でロックダウン(都市封鎖)の動きが出るなど海外の新型コロナウイルス感染再拡大を警戒した売りが出た。経済活動が再開する期待が弱まり、自動車や電機、空運株が下落。原油相場が安く、鉱業などのエネルギー関連株も下げた。

  • TOPIXの終値は前営業日比1.71ポイント(0.1%)安の2042.82
  • 日経平均株価は28円24銭(0.1%)高の2万9774円11銭

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト

  • ワクチン接種が遅れた日本では今のところ感染者数は少ないが、ワクチン効果の薄れる年末年始以降の動向には注意が必要。旅行関連株への投資は回避されやすい
  • 欧州のロックダウン懸念はあるが、良好な経済指標が続く米国景気の底堅さが相場の支え。取引開始後に海運株や素材関連などには買いが入った

東証33業種

下落率上位鉱業、輸送用機器、空運、銀行、石油・石炭製品、化学
上昇率上位海運、保険、証券・商品先物、ガラス・土石、倉庫・運輸

●債券上昇、欧州コロナ感染再拡大で海外長期金利低下-超長期債は重い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は中長期ゾーンを中心に上昇。欧州の新型コロナウイルス感染再拡大を背景としたロックダウン(都市封鎖)の動きから欧米の長期金利が低下したことに加え、流動性供給入札も順調に消化し、買いが優勢だった。一方、40年国債入札と国債発行計画の発表を控えており、増発懸念がくすぶる長めの超長期ゾーンは上値が重かった。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低下の0.07%
  • 新発30年債利回りは0.675%、新発40年債利回りは0.73%と、いずれも0.5bp上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は7銭高の151円69銭。前週末の夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、151円74銭まで上昇。いったん上げ幅を縮小した後、午後は高値圏で推移したが、取引終了にかけて上げ幅を再び縮小

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • コロナ感染拡大は供給制約が強まっていくという意味ではインフレ持続材料だが、景気にネガティブととらえるのなら、欧州など素直に金利低下の動きが出やすい
  • 補正予算の閣議決定や国債発行計画を控えて、市場で増発の見方が広がる40年債の入札には慎重姿勢もあるが、警戒感が非常に強まっているわけでもない
  • 40年債も需要があるからこその増発になるはずで、それが利回り曲線に大きなスティープ(傾斜)化圧力を加えることにはならないのではないか
  • 一方、米国債市場ではテーパリング加速の議論が現実味を帯びてきており、完全雇用を示すようなデータが出てくれば、利上げの織り込みが前倒しされるリスクもある

●ドル・円上昇、米金融正常化加速の可能性-コロナ懸念でユーロは上値重い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半へ上昇。米国の金融政策正常化加速の可能性や欧州でのコロナ感染拡大を背景にドル買い圧力がかかりやすい状況が続いた。ユーロは欧州地域でのロックダウン(都市封鎖)など行動制限による景気懸念が引き続き重しとなった。

 
  • ドル・円は午後3時18分現在、前週末比0.2%高の114円16銭。113円87銭を安値に一時114円21銭までじり高
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1275ドル。先週末には一時1.1250ドルと昨年7月以来の安値まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数はほぼ変わらずの1179.77。先週末は0.4%上昇の1179.61

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト 

  • 仲値まで若干ドルが買われたことと米金利が少し上がっていることがドル・円を支える形に。ただ、原油が落ちている中でもあり、方向感はあまりない
  • 米国では今週PCE(個人消費支出)があるし、足元ではインフレが強めに出そうなので、それを受けた米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢には注意が必要
  • 欧州はコロナの感染拡大で景気回復が遅れそうだし、欧州中央銀行(ECB)はハト派なまま。投機筋がポジションの積み上がっている円売りからユーロ売りに替える動きもあるとみられ、ユーロは当面弱く推移しそう
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE