コンテンツにスキップする

チリ大統領選、右派と左派の決選投票へ-税制や公共投資で真逆の政策

  • 右派カスト氏の得票率は28%、左派ボリッチ氏26%-開票率94%時点
  • カスト氏は法人税率引き下げを公約-ボリッチ氏は企業課税強化へ

南米チリで任期満了に伴う大統領選挙が21日行われ、右派のホセアントニオ・カスト元下院議員と左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏が来月行われる決選投票に進むことになった。1990年の民政移管以降で国をもっと大きく二分する選挙戦となりそうだ。

  チリの選挙管理委員会のデータによると、開票率94%の時点でカスト氏(55)の得票率は28%、2位のボリッチ氏(35)は26%だった。2回目投票は12月19日に行われる予定だ。

  急速な経済成長を維持しながらも多くの人を置き去りにしてきた投資家重視の経済モデルが争点となる。カスト氏は、法人税率引き下げや市場原理に基づくルールの維持を公約としながら、法と秩序や家族の価値観を重視する政策を掲げ選挙戦を進めている。一方、学生運動の元リーダーだったボリッチ氏は、企業への課税強化や年金制度の見直し、社会福祉の充実を進める方針だ。

relates to チリ大統領選、右派と左派の決選投票へ-税制や公共投資で真逆の政策
カスト氏(左)とボリッチ氏
Photographers: Tamara Merino/Bloomberg; Claudio Reyes/AFP/Getty Images

原題:Chile Heads Into Polarized Runoff as Old Party System Wilts (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE