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フォードとリビアン、電気自動車の共同開発計画を取りやめ

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  • フォードは早い段階からリビアンに出資、株式12%保有
  • 共同の車両開発や車台共有を追求しないことで合意

フォード・モーターは、電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブとEVを共同開発する計画を取りやめた。フォードはリビアンの株式を12%保有している。

  フォードは早い段階からリビアンに出資した企業の1社。2019年に5億ドルを投じ、プラグイン型モデルを共同開発する計画を発表していた。フォードはその後、投資額を12億ドルに拡大。リビアンの株価が今月10日の上場後に急騰したため、フォードの持ち分の価値は10倍余りに膨らんだ。リビアンの現在の時価総額は1150億ドル(約13兆1100億円)と、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)のいずれよりも大きくなっている。

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  フォードは最近、リビアンとの協力を抑制しつつあった。リビアンの最初の製品は電動ピックアップトラックで、フォードが来春投入するバッテリー駆動の「F150ライトニング」と競合することになる。

  フォードは昨年初め、「リンカーン」EVをリビアンと共同開発する計画を取りやめたが、別のモデルでの協力は続けるとしていた。今回の発表によると、このモデルの計画も中止となった。

  フォードの広報担当マイク・レバイン氏は発表資料で、「共同の車両開発や車台共有を追求しないことで合意した」と説明した。

  リビアンは発表資料で、「フォードが独自のEV戦略を拡大し、リビアンの車両に対する需要が伸びていることから、われわれはそれぞれ独自のプロジェクトや出荷に専念することで合意した。フォードとの関係はわれわれの歩みで重要な部分を占め、フォードは投資家および電子化の未来に向けた協力者であり続ける」とコメントした。

原題:

Ford, Rivian Abandon Plans to Jointly Develop Electric Vehicle(抜粋)

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