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石炭に依存する国は気候変動問題取り組みの焦点-ケリー米大統領特使

  • 闘いに勝利するには温室効果ガス排出量が最大の分野からスタートを
  • 「石炭は現時点で地球温暖化や大気汚染、嵐の強度の高まりの主因」

ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は19日、石炭への依存度が高い国を環境汚染の少ない代替のエネルギー使用に移行させ、温室効果ガスの世界的な排出削減を順調に進めるにはより迅速な措置が求められるとの見解を示した。

  シンガポールで開催中のブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムにオンライン形式で参加したケリー氏は「闘いに勝利するには、温室効果ガスの排出量が最も多い分野からスタートする必要がある」とした上で、「石炭使用の早急な段階的廃止の合意をまとめられるようにしなければならない」と強調した。

ケリー米大統領特使がブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムで語る
Source: Bloomberg

  また、気候変動問題を巡る米外交の重点国はロシアやインド、メキシコ、南アフリカ共和国、ブラジルなどだとし、今月の米中合意は、中国が石炭消費を2026年以降に減らす計画を後押しすると述べた。取り組みには再生エネルギーの利用拡大や移行期における天然ガス使用を促すことが含まれる。

  ケリー氏は「石炭は現時点で地球温暖化や大気汚染、嵐の強度の高まりの主因だ」と語った。 

Key Speakers at the Bloomberg New Economy Forum
ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムで語るケリー米大統領特使(11月19日、シンガポール)
Source: Bloomberg

  ニューエコノミー・フォーラムはブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピー傘下のブルームバーグ・メディア・グループが主催している。

Impact of COP26 on Emissions Pathways

New targets could reduce emissions by 2100 in line with 1.7–2.6˚C warming

Note: November 2021 update

Source: Climate Action Tracker

原題:Kerry Says Major Climate Focus Must Be on Coal Dependent Nations(抜粋)

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