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日本車が上位独占、EVは下位にとどまる-米誌の信頼性調査

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  • ランキング上位10位のうち8つを日本ブランドが占めた
  • テスラは2年連続で最下位から2番目となった

18日発表の米消費者団体専門誌コンシューマー・リポーツの最新の信頼性調査では、電気自動車(EV)がランキングで下位にとどまった。

  米テスラと同社のEVラインアップは、2年連続で最下位から2番目となり、同ブランドを下回ったのは米フォード・モーターのリンカーン部門だけだった。

  ただし、これには意外な理由がある。EVの信頼性を低下させているのは、バッテリーやモーターではない。特にテスラなど自動車メーカーが、モダン感を醸し出して新しい物好きにアピールするために、最新のガジェットを車に搭載していることが原因だ。EVでは空調や座席の調整にタッチスクリーン制御が採用される傾向があり、それが問題につながっている。

順位ブランド前年比スコアモデル
1レクサス+2764
2マツダ-1755
3トヨタ-17113
4インフィニティ+6692
5ビュイック-1664
6ホンダ-1668
7スバル+1666
8アキュラna643
9日産+4635
10ミニ+13602

  EVには通常、最新の情報娯楽システムや大型のタッチスクリーンのほか、クラウドを通じて最新ソフトウエアを送信できる無線アップデートなどの機能が搭載されている。こうしたソフトや機器は比較的新しいため、自動車メーカー各社はまだバグを解決していないと、コンシューマー・リポーツは指摘している。

  テスラのスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」と「モデルY」およびセダン「モデルS」はいずれも、信頼性ランキングで平均を下回っている。コンシューマー・リポーツの自動車テスト担当シニアディレクター、ジェイク・フィッシャー氏によると、「モデル3」のみが平均ランクで、「推奨」の評価を得ている。

  全体では、ランキング上位10位のうち8つを日本ブランドが占めた。レクサスが首位の座に就き、マツダ、トヨタ、インフィニティがその後に続いた。上位10位で日本以外の自動車ブランドは、米ゼネラル・モーターズ(GM)のビュイックと独BMWのミニだけだった。

  フィッシャー氏によると、日本のブランドは新モデルでもエンジニアリング上の変更が比較的少ない傾向にあるほか、新しいテクノロジー採用のスピードも比較的落ち着いているため、自動車の問題が少なめにとどまっているという。

原題:

Electric Vehicles Rank Low in Consumer Reports Quality Study (1)(抜粋)

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