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きょうの国内市況(11月18日):株式、債券、為替市場

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●日本株:急速に下げ縮小、財政支出55.7兆円報道

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  東京株式相場は引けにかけて急速に下げ幅を縮小した。政府の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度との報道を受けて、買い注文が優勢になりプラス圏に上昇する場面もあった。

  • TOPIXの終値は前日比2.82ポイント(0.1%)安の2035.52
  • 日経平均株価89円67銭(0.3%)安の2万9598円66銭

  市場では経済対策規模についての報道を受け、国内景気の回復期待が高まった。先物主導で買いが増加し、業種別では機械やガラス・土石、非鉄金属といった景気敏感業種をはじめ、精密機器や電機も上げている。 政府の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったと日本経済新聞が18日報じた。民間資金を加えた事業規模は78.9兆円という。

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト

  • 新しい数字であり、いったんヘッドラインに反応した。確かに数字は大きいが報道の詳細を見ると今まで出ている内容とほぼ変わらない。見出しの数字に反応して海外投資家が買った可能性がある
  • 朝方は、金融所得課税を強化するという宮沢自民税調会長のインタビュー記事で下げていたが巻き戻された

●債券下落、国債増発への懸念から売りが優勢

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  債券相場は下落。政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったとの報道を受けて国債増発への懸念から売りが優勢となった。

 
  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.08%
  • 長期国債先物12月物の終値は9銭安の151円53銭。夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、20年債入札結果発表後に151円73銭まで上昇。その後報道を受けて売りが優勢となり一時151円44銭まで下落

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 政府の経済対策の規模が事前の目線をかなり上回っており、債券には売り材料
  • けさまでの報道では40兆円ぐらいで、補正予算はその半分程度というのが目線だった
  • 国債発行計画でどの年限が増発されるかが次の焦点だが、それが明らかになるまでは幅広い年限で売りが出やすくなる

●円相場は小幅安、株式相場の急反発を背景にリスク選好に伴う円売りが

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  外国為替市場で円相場は小幅安。株式相場の急反発を背景にリスク選好に伴う円売りが強まる場面が見られた。ただ、前日に節目の1ドル=115円を抜けられず、米長期金利の低下や原油安が重しとなる中、ドル・円は1ドル=114円27銭まで小幅円安に振れた後、伸び悩む展開となった。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • リスクオンということにはなるが、これで115円までいけるかというと厳しい。ドル・円はきのうからの下げがいったん下げ止まったという状況
  • 引き続き焦点は物価と金融政策で、商品市況の状況など物価を取り巻く材料に動きがみられるとそれに相場が反応している感じ
  • きのうからの原油価格下落が円高圧力になっているほか、米金利も上がりづらい状況にある

 

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