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みずほ坂井社長が辞任する方向で調整、システム障害で引責-関係者

更新日時
  • みずほ銀行の藤原頭取も辞任で調整、FG佐藤会長は退任する可能性
  • 金融庁は月内にも経営責任の明確化求める追加の改善命令を発動へ
坂井辰史社長

坂井辰史社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

みずほフィナンシャルグループ(FG)は、坂井辰史社長が一連のシステム障害の責任を取って辞任する方向で調整に入った。事情に詳しい関係者が明らかにした。みずほ銀行の藤原弘治頭取やFGの佐藤康博会長も辞任や退任する可能性があり、経営首脳がそろって交代する事態へとつながることも見込まれる。

Mizuho Financial Group Announces New CEO For Its Banking and Securities Unit
みずほFGの坂井社長(2021年2月)
Source: Bloomberg

  別の複数の関係者によると、みずほFGは近く社外取締役で構成する指名委員会を開き、坂井社長の後任人事の選定作業を本格化する。相次ぐシステム障害により、顧客基盤や組織が痛んできており、坂井社長の辞任は不可避になったという。みずほ銀の藤原頭取も辞任する方向で調整しているほか、FGの佐藤会長も退任する可能性があると同関係者らは語った。

  みずほFGの広報担当者は、トップ人事について「全くの白紙」と述べた。

  複数の関係者によると、金融庁はみずほ銀とみずほFGに行っている検査の結果を来週にも通知する。システム障害に関連して、資金洗浄対策に不備のある外為法違反があったことも指摘する。検査結果を踏まえ、早ければ11月中にも経営責任の明確化を求める追加の業務改善命令を出す方針だ。

  みずほFGは年内にも業務改善計画を発表し、同時に坂井社長の辞任を含めた役職員の処分を発表する見通し。

  みずほ銀のシステム障害を巡っては、2月に現金自動預払機(ATM)の7割超で稼働が停止し、計5244件の利用者のキャッシュカードや預金通帳が機械に取り込まれたままとなったトラブルをはじめ、9月までに計8度発生。金融庁は9月にみずほ銀とみずほFGに対して業務改善命令を出した後も、検査を継続していた。

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