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女子テニスの彭さん巡り中国国営メディア沈黙破る-海外で懸念広がる

  • 共産党の元幹部との不倫関係告白した彭帥さん、所在が不明だった
  • CGTNが彭さんが書いたとする電子メール、信ぴょう性に疑念

中国の国営メディアが女子テニスのスター選手、彭帥さんの所在について2週間の沈黙を破った。彭さんは共産党の元幹部との不倫関係を告白していた。

  中国国際テレビ(CGTN)は18日、彭さんが書いたとする電子メールをツイッターに投稿。「私は行方不明でもないし、危ない状況にもない。自宅で休養しているだけで、何も問題ない」としているほか、性的暴行を受けたとの主張は「事実ではない」とも記されている。ただ、女子テニス協会(WTA)のスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)に宛てたとされる同メールの信ぴょう性について、疑念も生じている。

  サイモンCEOは「われわれが受け取った電子メールが実際に彭帥選手が書いたものだと信じることは難しい」などとする声明を発表した。

  彭さんは11月に入り、張高麗元副首相との10年前から断続的に続いた関係について中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」上に投稿したとされ、そのスクリーンショットがインターネット上で拡散した。投稿はその後、微博から削除された。ブルームバーグは投稿が彭さんによるものか、独自に確認できていない。

中国、女子テニス著名選手と共産党元幹部の不倫スキャンダルに検閲

 

2020 Australian Open - Day 2
彭帥選手
 

  スキャンダルが広がる中で、国際社会からは中国に対し、彭さんの安全を確認するよう求める圧力が強まっていた。今週に入ると、大坂なおみ、ノバク・ジョコビッチ両選手ら世界的なテニスプレーヤーが相次ぎ懸念を示し、WTAのサイモンCEOは彭さんの訴えを調査するよう呼び掛けていた。サイモン氏は中国から十分な対応がなければ、同国での活動を検討し直す可能性を米紙ニューヨーク・タイムズに伝えている。

 

題:Outcry Grows After China Breaks Silence on Missing Tennis StarDjokovic, Osaka Voice Support for Missing China Tennis Star Peng (抜粋)

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