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ペイティーエム株、初日は大幅安-印最大IPOは25億ドル規模

更新日時
  • バリュエーションのほか、利益率の先行きに投資家が疑念
  • ビジネスモデルは焦点と方向性欠く-マッコーリー

インドの電子決済サービス会社ペイティーエム(Paytm)を運営するワン97コミュニケーションズの株式が18日、ムンバイ市場に上場。大幅安となり、バリュエーションのほか、同社の利益率の先行きに市場で疑念が示された。

  新規株式公開(IPO)価格は仮条件の上限2150ルピーとなり、IPO規模は同国最大の約25億ドル(約2850億円)。個人投資家からの注文は入手可能な株数の2倍近くに達していた。株価はこの日一時、26%安の1586.25ルピー。

  マッコーリー・キャピタル・セキュリティーズ(インディア)はペイティーエムの投資判断を「アンダーパフォーム」で開始、目標株価を1200ルピーとした。これは、IPO価格から40%余り値下がりする可能性を示唆する。上場前のリポートでマッコーリーのアナリストらは「ペイティーエムのビジネスモデルは焦点と方向性を欠いている」とし、融資業務に踏み込まない限り大きな利益を生み出せないと分析。「収益性のある規模を達成する能力を疑問視している」と指摘した。

  インドでは今年これまで実施されたIPOの規模が合わせて150億ドル前後に達し、年ベースで過去最高。ブルームバーグが今月15日現在でまとめたデータによると、今年上場した企業の株価は取引初日に平均23%上昇していた。

  ペイティーエムにはソフトバンクグループのほか、中国のアント・グループや米バークシャー・ハサウェイが出資している。  

原題:Ant Group-Backed Paytm Dives 19% in Trading Debut in India(抜粋)

 

(株価下落の分析など加えて更新します)
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