コンテンツにスキップする

HSBCのクインCEO、香港と中国本土との往来再開計画を支持

  • 早期に香港に戻りたいが当局の取り組みを台無しにしたくない
  • 米中の緊張緩和は重要、首脳会談は良い一歩-NEFでインタビュー

英銀HSBCホールディングスのノエル・クイン最高経営責任者(CEO)は18日、中国本土との往来再開に向けた香港当局の取り組みを危険にさらすことはしない考えを示した。

  クインCEOはシンガポールで開催中のブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム(NEF)でのインタビューで、同行にとって最大の市場である香港を訪問する計画は現時点でないと発言。昨年遅くに訪問し、2週間の隔離期間を経て4週間にわたり顧客との会合を持ったことを明らかにした。

  同CEOは「香港が中国との往来再開で必要なものを構築するのが重要だ。私はそれを台無しにしかねないことはしたくない。できる限り早期に私は香港に戻りたいし、当局が適切な時期だと考えたときに私はそうする」とクイン氏は語った。

クインCEOのインタビュー
 

  金融業界では、人材の採用や引き留めが一段と困難になりつつあるとの懸念から、香港の隔離ルール緩和と「ゼロコロナ」政策の断念を求める圧力が高まっている。ある調査では、国際的な大手銀行や資産運用会社の半分近くが香港からスタッフや職務を移すことを検討中であることが示された。

  米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは今週、厳しい隔離措置を免除されて香港に入境。入境制限により香港での人材引き留めが困難になっていると語っていた。

  HSBCのクインCEOはまた、中国と米国の緊張緩和は重要だと述べ、今週の米中首脳会談は良い一歩だと指摘。「世界屈指の製造業大国であり、世界最大級の消費市場になる国を各国が切り離すことができるとは思わない」と付け加えた。

  NEFはブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピー傘下のブルームバーグ・メディア・グループが主催している、

関連記事

関連記事:
JPモルガンCEO、香港の厳しい隔離規定を批判-人材引き留め困難
JPモルガンの重要性を考慮-ダイモンCEO隔離免除で香港行政長官

 

 

原題:

HSBC CEO Quinn Backs Hong Kong’s China Reopening Plan (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE