コンテンツにスキップする

米ディア、1カ月越しのスト終了-組合員が新たな労働協約承認

  • 労働協約を巡るUAW組合員の投票では賛成61%、反対39%
  • 公正な賃金と給付を求める「全国的な機運を反映」とUAW

世界最大の農業機械メーカー、米ディアの労働組合員は17日、会社側との新たな労働協約を承認した。1986年以来となるストライキを終了し、全米各地の工場に職場復帰した。

ディアの従業員、35年ぶりにスト突入-最高益見通しで賃上げ要求 

  労働協約を巡る全米自動車労働組合(UAW)組合員の投票では賛成61%、反対39%だった。契約には6年間について賃上げと退職手当て拡充が盛り込まれた。UAWはストについて、労働者にとって公正な賃金と手当てを求める「全国的な機運を反映」したものだと指摘した。一方、会社側は17日夜に操業が再開し、多くの組合員が第3シフトに入ったと説明した。

  ディアの一部事業はストで混乱していた。ソフトウエアのエンジニアやコンピュータープログラマーはデスクを離れ、工場で組み立て作業に従事した。交換部品納入の大幅な遅れは、収穫のピーク時に機械稼働と迅速な修理に頼る農家の重荷となった。

  今回のストには約1万人が1カ月余りにわたって参加した。前回は35年前で、163日間続いた。新たな労働協約では賃金が1年目に10%、3年目と5年目に5%引き上げられることなどが盛り込まれた。

原題:

Deere’s Monthlong Strike Ends as Workers Approve New Deal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE