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米国、中国との「戦略的安定性」協議目指す-核戦力増強を懸念

  • バイデン氏が首脳会談で戦略的安定性を議論する必要性提起-補佐官
  • ロシアと進めている正式な対話のようにはならないとNSC報道官

中国の核戦力増強に対する懸念が米政府内で強まる中で、米国は中国との「戦略的安定性」に関する協議に向けた道筋を探っている。複数のホワイトハウス当局者が明らかにした。

  サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がブルッキングズ研究所での16日のイベントで明らかにしたところでは、バイデン大統領は中国の習近平国家主席との15日のオンライン会談で、戦略的安定性について話し合う必要性を提起したという。

  国家安全保障会議(NSC)の報道官は、両国政府当局者による協議が行われることになっても、米国がロシアと進めている正式な軍縮管理の対話のようにはならないだろうとの見方を示した。ただ、協議を意味あるものにするためには双方が会合参加者に権限を付与する必要があると、同報道官は匿名を条件に語った。

  これまで中国との実務レベルに協議に参加した米当局者は話し合いの非生産性に不満を表していた。戦略安定性に関する協議は中国との偶発的衝突を避けるいわゆる「ガードレール」構築の取り組みの一環になるという。

  米国防総省は今月3日に公表した報告書で、中国は核弾頭保有数を従来予想を上回るペースで拡大させていると指摘した。

中国の核弾頭保有、予想上回るペースで拡大-米国防総省の報告書 

原題:China’s Nuclear Buildup Prompts U.S. to Seek Dialog With Beijing(抜粋)

 

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