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ゴールドマンCEO、市場の強欲が恐怖を大きく上回っている

ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、世界経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により突如もたらされた悪影響からの回復を目指す中、金融市場はこの先、厳しい時期を迎える可能性があるとの見方を示した。

  ソロモン氏は、シンガポールで開かれているブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム向けのインタビューで、「40年に及ぶ自分のキャリアを振り返ると、強欲が恐怖を大きく上回るペースで進むという時期が複数あった。今もそうした時期の一つだ」と指摘。「私の経験から言えば、そうした時期というのは長くは続かない。何らかの力が働いてバランスを取り戻し、もう少し先を見通せるようになる」と語った。

Key Speakers at the Bloomberg New Economy Forum
デービッド・ソロモンCEO(ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムにて。11月17日)
Photographer: Bryan van der Beek/Bloomberg

  パンデミックの間、世界の金融市場では大規模な刺激策に支えられる形で相場が急伸。ゴールドマンなど金融機関の利益も大幅に増えた。だが現在は、インフレ高進により各中央銀行が利上げを迫られる可能性があり、持続的な景気回復が難しくなるとの懸念が浮上しつつある。

  ソロモン氏は「恐らく利上げが実施されるだろう。金利が上昇すれば、それだけで一部市場では活力が奪われることになる」と述べた。

  ニューエコノミー・フォーラムはブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピー傘下のブルームバーグ・メディア・グループが主催している。

原題:Goldman’s Solomon Says Market Greed Is Now Outpacing Fear (1)(抜粋)

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