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中国テクノロジー業界、当局締め付けから既に回復-ベンチャー投資家

  • 啓明創投のリーシェル氏がブルームバーグTVのインタビューで発言
  • 中国の起業家は「私を殺すことなどできない」という態度

中国のテクノロジー業界は当局の広範な締め付けから既に回復しており、企業の創業者や投資家は新たな現実に適応していると、著名ベンチャーキャピタル投資家のゲーリー・リーシェル氏が述べた。

  啓明創投の創業マネジングパートナーであるリーシェル氏はシンガポールで開催中のブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムでインタビューに応じ、「中国の起業家は政府を含め誰に対しても『私を殺すことなどできない』という態度」で、「競争心が激しく、エネルギーは驚異的だ」と語った。

ゲーリー・リーシェル氏
 

  中国当局の締め付けを受け、テクノロジー企業への投資は一時減少していたが、その後は持ち直しているとリーシェル氏は説明。全体としてこうした締め付けはアリババグループやテンセント・ホールディングス(騰訊)、百度(バイドゥ)JDドットコム(京東)など大手企業の支配を弱める見通しのため、テクノロジー業界に長期的な恩恵をもたらす公算が大きいと同氏は話した。

  「規制の変更はスタートアップのインフラにとっておおむねポジティブ」であり、 「アリババやテンセント、百度、JDドットコムは事実上の独占状態をつくり出していた。そのため、政府がその一部を解消するため介入したことは、いずれ企業にとってプラスになるだろう」と指摘した。

  ニューエコノミー・フォーラムはブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピー傘下のブルームバーグ・メディア・グループが主催している。

原題:
China Founders Now Have ‘You Can’t Kill Me’ Attitude, VC Says(抜粋)

 

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