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EU、森林破壊に関係する商品や製品の販売禁止へ-欧州委が規則案

  • 牛肉、大豆、パーム油、木材、コーヒー、ココアと由来の製品が対象
  • 所轄官庁は森林破壊に関係ない製品だけがEUに入るよう確実を期す

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は17日、世界的な森林破壊の抑制に向け、牛肉、大豆、パーム油、木材、コーヒー、ココアとそれらに由来する一部製品を販売する企業に課す新たな規則案を公表する。

  これら6品目と、由来するチョコレートや家具といった製品を対象とする規則は、EU加盟各国と欧州議会の承認を条件に発効する。規則案の内容をブルームバーグ・ニュースが確認した。

  シンケビチュウス欧州委員(環境・海洋・漁業担当)はインタビューで、「遺憾ながら他の地域の森林破壊と森林劣化を促進している最大の経済圏の一つとしての責任にこの提案は関係する。われわれはこれにより、先頭に立ってこの問題に対処するという非常に明確なメッセージを送る」と語った。

European Union Unveils Landmark Climate Plan
シンケビチュウス欧州委員
Source: Bloomberg

  欧州委の規則案によれば、該当する商品の原産地に関する地理的座標を集めることが企業に義務付けられ、加盟各国の所轄官庁は森林破壊に関係しない製品だけがEU市場に入るよう確実を期す。

  2020年12月末より後に森林が破壊されたり劣化したりした土地で生産された商品と製品は、EU域内で販売が禁止される。シンケビチュウス委員によると、欧州での製品販売を望むEU域内と第3国の全ての企業に同じように適用される。

  同委員は「各社から多くの支持が寄せられている。一部の会社は既にそれを行っており、ようやく全ての企業に規則が適用されることに満足している。(環境への配慮を装う)グリーンウォッシングや消費者が欺かれることもなくなるだろう」と説明した。

原題:EU Targets Key Commodities in Push to Prevent Deforestation (1) (抜粋)

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