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クアルコム株が最高値、楽観的な売上高見通し示す-新市場がけん引

  • 自動車業界向け半導体売上高は2025年までに35億ドルに達すると予想
  • アモンCEOはスマートフォン依存の低下に取り組んでいる

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スマートフォン用半導体最大手の米クアルコムは16日、楽観的な売り上げ見通しを示した。新たな市場での成長がけん引すると見込んでいる。発表を受け、同社の株価は7.9%高で終了し最高値を付けた。

  アカシュ・パルキワラ最高財務責任者(CFO)はニューヨークで開かれた同社のイベントで、24年9月期までに売上高が460億ドル(約5兆2800億円)を超える可能性があると述べた。これに対しアナリストの予想平均は438億ドル。ブルームバーグ集計の予想によると、同社の売上高は、今年度の22年9月期に約16%増加し、来年度には7%の伸びに鈍化するとみられていた。

  今年トップに昇格したクリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は、スマートフォンへの依存を減らし、自動車や家庭用の無線ブロードバンド、工業分野の市場でより高い成長の機会に乗ろうとしている。

  IoT(モノのインターネット)による収入が24年9月期までに90億ドルに達するとの見通しを示した。また、自動車業界向け半導体売上高は2025年までに35億ドルに到達する可能性があると、パルキワラCFOは予想した。

  今月3日の決算発表まで投資家は懐疑的だった。クアルコムの7-9月(第4四半期)業績は市場予想を上回り、10-12月(第1四半期)についても強気の見通しを示した。

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  16日に示した見通しは、クアルコムの将来に関するアモンCEOの計画を投資家が受け入れるのを後押しする可能性がある。

原題:
Qualcomm Gives Rosy Forecast, Fueled by Push for New Markets (1)(抜粋)

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