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ブラード総裁、金融当局は刺激策縮小加速を-インフレ対応で

更新日時
  • 「FOMCは次の数回の会合でよりタカ派的な方向に進むべきだ」
  • テーパリング終了時のバランスシートのランオフをあらためて提案

米セントルイス連銀のブラード総裁は16日、米インフレ率の急上昇に対応して金融当局は刺激策の縮小を加速すべきだとの見方を示した。

  ブラード総裁はブルームバーグテレビジョンのインタビューで「インフレのリスクを適切に管理するためには、連邦公開市場委員会(FOMC)は次の数回の会合でよりタカ派的な方向に進むべきだと考える」と述べた。

2019 Monetary and Financial Policy Conference
ブラード総裁
Source: Bloomberg

  同総裁は資産購入のテーパリング(段階的縮小)について、来年3月までの終了を自身が以前提案していたことに言及し、「もっと速く動けるかもしれない。適切な場合はスピードアップできる選択性をわれわれは保った」と発言。FOMCがプロセス加速を望むならテーパリングを進めている間に政策金利の引き上げを行う選択肢もあるだろうと語った。

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  さらにブラード総裁は「これまでも提案してきたが、議論したいもう一つの案は、テーパリングが終わった時点で決定を待たずにバランスシートのランオフ(償還に伴う保有資産の減少)を認めることだ」とし、「これを行えば、若干ながらよりタカ派的な政策となると思う」と述べた。

  他の当局者はテーパリングの加速を急がない立場を示している。リッチモンド連銀のバーキン総裁は15日、当局はテーパリングを加速させるかどうかの評価に当たり辛抱強く臨むことができるとの見解を示した。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も同日、「一時的な要因となる可能性が高いものに過剰反応すべきでない」と指摘した。

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一時的なインフレ圧力に過剰反応すべきでない-ミネアポリス連銀総裁

原題:
Fed’s Bullard Urges More Hawkish Policy to Offset Inflation Rise(抜粋)

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