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米製造業生産、10月は予想上回る回復-「アイダ」の影響薄れる

更新日時
  • 製造業生産指数、予想を上回る1.2%上昇-前月は0.7%低下
  • 鉱工業生産の総合指数、10月は前月比1.6%上昇-予想上回る

米国の10月の鉱工業生産統計で、製造業生産が予想を上回る回復を見せた。製造業がハリケーン「アイダ」の被害から立ち直り、資材不足への対応で進展しつつあることが示された。

キーポイント
  • 製造業の生産指数は前月比で1.2%上昇
    • 市場予想は0.9%上昇
    • 前月は0.7%の低下
  • 鉱工業生産の総合指数は前月比1.6%上昇
    • エコノミスト予想の中央値は0.9%上昇
    • 前月は1.3%低下

  順調な設備投資に底堅い消費需要が加わり、製造業の受注を押し上げている一方、在庫は減少し、受注残の増加につながっている。

U.S. factory output rebounded as producers came back online after Ida
米製造業生産(前月比、上段)と製造業設備稼働率(下段)
出所:FRB

  10月の製造業生産増は、自動車・同部品生産が11%上昇に持ち直したことが寄与した。世界的な半導体不足にもかかわらず、自動車メーカーが生産を拡大できていることが示された。11%上昇は昨年7月以来の大幅アップとなる。自動車・同部品を除いた製造業生産は0.6%上昇。前月は0.2%低下していた。

  非耐久財の生産指数は10月に1.3%上昇。石油と石炭の押し上げで、3カ月ぶりの上昇となった。

  鉱工業生産指数上昇のおよそ半分は、ハリケーン「アイダ」の被害からの回復を反映している。

  製造業の設備稼働率は76.7%に上昇し、2019年1月以来の高水準。総合の設備稼働率は76.4%に上昇した。

  公益事業の生産は1.2%上昇。鉱業の生産は4.1%と大幅上昇。石油・ガスの掘削は9.3%上昇と、1月以来の大きな伸び。化学は1.9%と5月以来の大幅上昇。機械生産はストライキの影響もあり、1.3%低下した。

  統計の詳細は表をご覧ください。 

原題:U.S. Factory Output Rises More Than Forecast as Ida Impact Fades(抜粋)

(統計の詳細を加えて更新します)
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