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JPモルガンの重要性を考慮-ダイモンCEO隔離免除で香港行政長官

  • 「香港で重要なビジネスをしている非常に大きな銀行」と説明
  • 出張には制約が設けられており「リスクは全面的に管理可能」-長官

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が15日に香港入りする際、新型コロナウイルス対策のホテルでの21日間の隔離が免除されたのは、同行の規模の大きさを踏まえた措置だと林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が16日述べた。

  林鄭長官は定例記者会見で、JPモルガンは「香港で重要なビジネスをしている非常に大きな銀行であり、経済に照らして正当化される」対応だったと説明。同CEOは「1日ほど香港に仕事で来る必要があった」とも指摘した。

JPモルガンCEO、香港の厳しい隔離規定を批判-人材引き留め困難

  林鄭長官はまた、ダイモンCEOの出張には制約が設けられており「リスクは全面的に管理可能だ」とも語った。

入境制限によりJPモルガンでは香港での人材引き留めがより困難になっているダイモンCEOは述べている
 

  香港は中国同様に「ゼロコロナ」政策を追求しており、世界の中でも特に厳しい渡航制限を採用している。在香港米国商業会議所が5月に公表した調査では、会員企業の42%が香港を離れることを検討もしくは計画していることが分かった。8月には、ハリウッド女優ニコール・キッドマン氏が香港の隔離措置を免除されたと地元メディアが伝え、香港の住民から不満の声が上がった。

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原題:Hong Kong Defends Letting JPMorgan’s Dimon Skip Quarantine (1)(抜粋)

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