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JPモルガン、ワラント巡りテスラを提訴-約185億円の支払い求める

JPモルガン・チェースは15日、テスラのワラント(新株引受権)を巡り、1億6200万ドル(約185億円)の支払いを求めて同社をニューヨーク州南部地区(マンハッタン)の連邦地裁に提訴した。このワラントはテスラがJPモルガンに売却したもので、失効時にテスラの株価は権利行使価格を上回っていた。

  訴状によると、同ワラントにはテスラが関わる重要な企業取引から発する経済的影響から当事者を守る条項が含まれていた。JPモルガンは、テスラの非公開化を検討していると表明したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の2018年8月7日のツイートが、この条項で想定された取引に該当すると主張している。

  このツイート後、JPモルガンは発表前と同じ公正な市場価値を維持するため行使価格を引き下げたが、テスラが同年8月24日に非公開化の計画を断念した後、JPモルガンは株価上昇を反映させるため行使価格を再び調整した。

  JPモルガンは訴状で、同行による価格調整は適切であり契約で義務付けられたものであったにもかかわらず、テスラがそれに基づいた支払いを拒否したと指摘。「テスラは契約上の義務に著しく違反している」とし、1億6200万ドル余りを直ちに支払う義務があると主張した。

  テスラに訴訟についてコメントを求めたが返答は得られなかった。

原題:
JPMorgan Sues Tesla for $162 Million Over Unpaid Warrants (1)(抜粋)

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