コンテンツにスキップする

予想外れ認めるも、S&P500に依然弱気-モルガンSのウィルソン氏

  • S&P500は今後12カ月で4400に-12日終値を6%下回る水準
  • 引き締まる方向の金融環境と企業業績の伸び鈍化がマイナス材料に

米ウォール街で株式市場に最も懐疑的な見方をするストラテジストの1人、モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は2021年の自らの予想について誤りを認めつつも、依然として弱気スタンスを貫いている。 

  ウィルソン氏は15日に顧客向けリポートで「われわれのS&P500種株価指数の目標は低過ぎたことが判明。言い換えれば間違っていた」と説明。ただ、その上で「金融環境が引き締まり企業業績の伸びが鈍化しつつあることからすると、現行水準では主要株価指数の12カ月のリスクリワードは魅力薄に見える」と指摘した。

Mike Wilson
マイク・ウィルソン氏
Source: Bloomberg

  ウィルソン氏の基本シナリオではS&P500は今後12カ月で4400に下落。これは12日終値4683を6%下回る水準だ。S&P500採用銘柄の1株利益は拡大し23年には245ドルに達すると見込まれている一方で、同氏は成長は鈍化し米連邦準備制度による刺激策縮小に伴い株価評価には圧力がかかる公算が大きいと警告する。  

Morgan Stanley strategist Mike Wilson admits `wrong' call, predicts lower S&P 500
 
 

  今年初め、ウィルソン氏はS&P500について年末時点で3900と予想。米企業の収益力と投資家の買い意欲を過小評価したことを同氏は認める。S&P500指数採用銘柄の利益の伸びは今年、同氏予想を7%上回る方向にある。

原題:Morgan Stanley’s Wilson Was ‘Wrong’ But Still Sees Lower S&P 500(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE