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FRB議長人事発表「差し迫っている」と聞いた-上院銀行委員長

更新日時
  • 他の上院議員や銀行委スタッフにも発表の注意喚起あったと当局者
  • 上院銀行委員長の想定ほど早期の決定ない可能性も-別の当局者指摘
Jerome Powell, chairman of the U.S. Federal Reserve, speaks while Lael Brainard, governor of the U.S. Federal Reserve, left, listens during a Fed Listens event on "Perspectives on Maximum Employment and Price Stability" at the Federal Reserve in Washington, D.C., U.S., on Friday, Oct. 4, 2019. 

Jerome Powell, chairman of the U.S. Federal Reserve, speaks while Lael Brainard, governor of the U.S. Federal Reserve, left, listens during a Fed Listens event on "Perspectives on Maximum Employment and Price Stability" at the Federal Reserve in Washington, D.C., U.S., on Friday, Oct. 4, 2019. 

Photographer: Zach Gibson/Bloomberg

米上院銀行委員会のブラウン委員長は15日、連邦準備制度理事会(FRB)議長人事を巡るバイデン大統領の決定について、発表が「差し迫っている」とホワイトハウス当局者から告げられたことを明らかにした。

  ブラウン委員長は連邦議会議事堂での短時間のインタビューで、「それが差し迫っていると聞いた。現時点でそれが誰になりそうか臆測するつもりはない。決定は下されたと想定される」などと話した。また、「私が把握しているのはホワイトハウスのさまざまな人々から聞いた内容だけだ」とした上で、パウエルFRB議長もしくはブレイナードFRB理事の「いずれかであることは確かだ」と語った。

  議会当局者1人は、間もなく議長人事が発表されると他の上院議員や上院銀行委スタッフにも注意喚起があったとコメント。一方、別の当局者は、ブラウン委員長が考えているほどバイデン大統領の決定が早期に下されることはないかもしれないと話した。

Fed Chair Powell Speaks At Fed Listens Event
パウエル議長(右)とブレイナード理事
Photographer: Zach Gibson/Bloomberg

  パウエル氏は来年2月が任期満了で、バイデン大統領は今月25日の感謝祭の前に議長人事を発表すると見込まれている。大統領は先に議長職についてパウエル氏およびブレイナード氏の2人とそれぞれ面談を行った。面談ではありとあらゆる経済問題や経済情勢が取り上げられたと、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  ホワイトハウスで行われた面談に同席した大統領側近は国家経済会議(NEC)のディース委員長だけだった。ディース氏の臨席については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

  ディース氏だけが同席したのは、同氏が大統領と良好な関係にあるのに加え、経済と政治の両方の観点から議長人事を捉えることができる人物と見なされている点が理由だと関係者は解説した。

  事情に詳しい別の複数の関係者によれば、イエレン財務長官はホワイトハウスの当局者に対し、ブレイナード氏が信頼できる議長候補の1人であるとしつつも、パウエル氏続投を推薦する考えを伝えたという。

  イエレン長官としては、FRBにおける継続性を重視するとともに、現在の野党の政権が指名した議長を交代させることでFRB首脳人事を政治問題化させるのは避けるべきだと考えていると、関係者は説明した。

  ホワイトハウスと財務省はこうした議論に関してコメントを控えた。   

原題:Biden’s Fed Chair Pick Is ‘Imminent,’ Senate Banking Chair Says(抜粋)

(3段落目と6段落目に議会当局者の発言などを加えて更新します)
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