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アポロに副会長での入社、突然取りやめ-ファーガソン元FRB副議長

  • TIAAとの間で契約上の義務が残っていると遅れて伝えてきた
  • アポロは共同創業者ブラック氏が今年CEOを退き重大な岐路に直面

米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントは、米連邦準備制度理事会(FRB)副議長経験者であるロジャー・ファーガソン氏が副会長として同社に加わると発表していたが、15日になって結局入社しないと突然明らかにした。

  ファーガソン氏(70)は、前の雇用主である全米教職員保険年金協会(TIAA)との間で詳細不明の契約上の義務が残っているとアポロに遅れて伝えてきたという。同氏は今年3月末までTIAAの最高経営責任者(CEO)を務めていた。

Key Speakers At The NABE Annual Meeting
ロジャー・ファーガソン氏
Source: Bloomberg

  ファーガソン氏はコメントを控えている。

  同氏の尽力でTIAAは2008年の金融危機をうまく乗り切り、運用資産額を1兆ドル(約114兆円)余りに倍増させた。1999年から06年にかけてはFRB副議長を務め、バイデン政権入りの候補にも取り沙汰されていた。

  アポロの共同創業者レオン・ブラック氏は、性的搾取目的の人身取引の罪で起訴されたジェフリー・エプスタイン元被告(勾留中に死亡)との関係が明らかになり今年に入ってCEOを退いた。そうした状況を受け、同社は重大な岐路に直面している。

原題:Roger Ferguson Un-Joins Apollo in Quick Reversal for Star Hire(抜粋)  

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