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米リッチモンド連銀総裁、テーパリングのペースは時間をかけて評価を

  • 辛抱強く臨むことができるが、必要が生じればちゅうちょせず
  • サプライチェーンの混乱は「来年にかけて」続く公算が大きい

米リッチモンド連銀のバーキン総裁は15日、債券購入のテーパリング(段階的縮小)について、インフレ高進に対応しペースを加速させるかどうかの評価に当たり、連邦準備制度として辛抱強く臨むことができるとの考えを示した。

  バーキン総裁はヤフー・ファイナンスとのインタビューで、「われわれは辛抱強く臨むつもりだが、ちゅうちょはしない」とコメント。「このため必要が生じれば、やるべきことをやるが、個人的にはあと数カ月かけて評価するのが極めて有益と考える」と語った。

Headwinds Mounting For World Economy Into Final Stretch of 2021
ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)本部
Photographer: Samuel Corum/Bloomberg

  具体的には、インフレ率がより通常の水準に回帰するかどうかや、新型コロナウイルスの新規感染減少に伴い恐らくクリスマス後に働き手が職場に戻るかどうかなど、「実情や行動の必要性を見極めるため多少の時間があれば助けになる」と説明した。

  前年同月比で1990年以来の大幅上昇となった10月の消費者物価指数(CPI)を巡っては、「非常に大幅」な伸びで「極めて広範」にわたるものだったとした上で、サプライチェーンの混乱は「来年にかけて」続く公算が大きいと話した。バーキン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権メンバー。

原題:Fed’s Barkin Urges Patience in Reviewing Speed of Bond Taper(抜粋)

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