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テスラ、弱気相場入りに近づく-最高値からの下げ率が一時20%超える

  • 終値は11月4日の過去最高値を約18%下回る
  • マスク氏がさらなる保有株売却示唆、リビアンの台頭も影響か

米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価が弱気相場の領域に接近している。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が保有株を大量に売却し、テスラ株はこの1週間で大きく下げた。マスク氏はさらに売る可能性を示唆している。

  15日の取引で一時5.3%下落し、今月4日に付けた過去最高値1229.91ドルから下げ率が20%を超えた。その後は下落幅を縮め、終値は1.9%安の1013.39ドルと、最高値を約18%下回る水準。終値ベースで直近の高値から20%下げると弱気相場入りとなる。

Tesla shares fast approaching bear-market territory
 
 

  最近の下げは、マスク氏が保有するテスラ株の10%を売却する案を示し、ツイッター上の投票で賛否を問うたことがきっかけだった。同氏はその後、約70億ドル(約7990億円)相当の株式を売却した。

マスク氏、テスラ株を追加売却-今週69億ドル相当手放す

  アマゾン・ドット・コムやフォード・モーターが出資する米EVメーカー、リビアン・オートモーティブの上場も、テスラ株への下押し圧力となった可能性がある。機関投資家にとって、これまでEV分野の保有対象はテスラに限られていたが、今後はリビアンがまっとうな選択肢となり得ると一部で指摘されている。

  リビアンの株価は15日にさらに15%上昇。新規株式公開(IPO)以降の上昇率は91%に達した。

「次のテスラ」との期待でリビアン株が大幅続伸、時価総額は11兆円超

原題:
Tesla Approaches Bear Market Territory on Prolonged Selloff (1)(抜粋)

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