コンテンツにスキップする

米パーミアン盆地、12月原油生産は過去最大に-コロナ前の記録更新へ

  • 原油供給は12月に日量495万バレルに増加する方向-EIA
  • パーミアン盆地を除くシェール生産地の供給は小幅な拡大に

米最大のシェールオイル生産地であるパーミアン盆地の原油生産が過去最大となる見込みだ。同盆地は新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ国内生産の回復で先行している。

  米エネルギー情報局(EIA)の15日の発表によると、テキサス州西部とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地からの原油供給は12月に日量495万バレルに増加し、2020年3月に記録した過去最高を上回る方向だ。前回の記録更新は、新型コロナをきっかけに世界各地で広範な需要破壊が起き、全米で生産停止や経営破綻が相次ぐ直前のタイミングだった。

  パーミアン盆地からの原油供給は現時点で、サウジアラビアを除く石油輸出国機構(OPEC)各加盟国を上回っており、世界的に重要な生産地としてパーミアン盆地の台頭を物語っている。

  ただパーミアン盆地の生産が過去最大となっても、総需要が供給を上回る状況が続く限り、近い将来に原油価格を大幅に押し下げるには至らない見通し。

  EIAによると、他のシェール生産地の供給は増える方向だが、日量2000-5000バレル増と小幅な拡大にとどまる見込み。 

原題:
U.S. Sees Record Permian Oil Production in December (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE