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UBS、アジア運用担当者さらに2人退社へ-恒大危機がファンドに打撃

スイスの銀行UBSグループで新たに2人のポートフォリオマネジャーが退社する。30億ドル(約3420億円)規模のアジア債券ファンドに、中国ハイイールド債市場混乱の影響が及んでいる。

  UBSの広報担当者は、ジアイー・ユー氏(シンガポール在勤)と楼超(ブライアン・ロウ)氏(中国在勤)が来年1月に退社すると確認した。両氏の上司であり、アジア・ハイイールド・ファンドのリードマネジャーを務めたロス・ディルケス氏の退社も先日明らかになった。

UBSのマネーマネジャー退社、恒大債保有のアジア債ファンド不振

  中国の不動産開発大手、中国恒大集団の債務危機懸念が不動産セクターに広がり、UBSのアジア債券事業を混乱に陥れている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、UBSは恒大オフショア社債の保有で上位5位以内に入る。

  ディルケス氏のファンドは年初来の運用成績がマイナス16%前後で、組み入れ銘柄の半分程度が不動産関連で占められていると、ブルームバーグのデータは示している。

  ユー氏と楼氏に電子メールで取材を試みたが、コメントは得られていない。同行は両氏らの退社後に、4人を追加で採用する計画だ。

China's dollar junk bond yields soar on property sector credit crunch
 
 

原題:UBS Money Managers to Exit After China Property Woes Hit Fund(抜粋)

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