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ラガルドECB総裁、インフレ率は中期的に目標を下回る-議会証言

  • 賃金は若干上昇でも二次的効果によるリスクは「限定的」
  • 問題はまだ終わらず、コロナ禍や政策当局の決定が今後も回復を左右

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は15日、ユーロ圏のインフレ率は景気回復に伴い低下し、中期的には目標の2%を下回るとの見解をあらためて示した。

European Central Bank Rates Announcement News Conference
ラガルドECB総裁
 

  同総裁は欧州議会で「景気が引き続き回復し、供給の目詰まりが解消されるにつれ、財とサービスに対する物価上昇圧力は正常化すると期待できる」と証言。「来年の賃金上昇は今年をいくらか上回る可能性があるものの、二次的効果のリスクはなお限定的だ」と述べた。

  ラガルド総裁は、想定されているパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の終了後も、適切な資産購入を含めた金融政策がユーロ圏全域の回復や中銀目標に向けた持続的なインフレ率低下を支えることが引き続き重要になると指摘。

  「問題はまだ終わっていない」とし、「新型コロナウイルス禍の動向だけでなく、政策当局の決定も景気回復の強さを左右し続ける」と話した。

Dropping Off

Euro-area price pressures are due to drop from their end-2021 highs

Source: Bloomberg survey of economists, conducted Nov. 5-11

原題:ECB’s Lagarde Sees Inflation Below 2% Target in Medium Term (1) (抜粋)

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