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きょうの国内市況(11月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米株高や企業決算受けて半導体関連に買い-自動車高い

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  東京株式相場は続伸。12日の米国市場で大型のハイテク株が上昇し、電機や情報・通信株が高い。半導体製造装置大手の東京エレクトロンが今期の業績計画を上方修正したのも追い風となった。外国為替市場で円相場が対ドルで113円台後半から114円の円安水準を保ち、自動車など輸出関連にも買いが入った。

  • TOPIXの終値は前営業日比7.92ポイント(0.4%)高の2048.52
  • 日経平均株価は166円83銭(0.6%)高の2万9776円80銭

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト

  • 米国で半導体関連が高く、日本株も関連株が上昇した。円安基調となっている為替相場を受けて、自動車株の上げが目立った
  • 自動車株の上昇は、トヨタ自動車など複数企業が脱炭素燃料の選択肢を広げる取り組みを進めると発表したため、長期的視点を持つ投資家の買いが入ったのが背景だ。火力発電で作られる電気に主に依存する電気自動車(EV)以外の選択肢を広げる動きが評価されている
  • きょう発表された7-9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は市場予想を超える減少になったが、再度の緊急事態宣言で経済が止まっていたことやオリンピックが無観客となったことが理由として明確であるため株式市場は特段反応しなかった

東証33業種

上昇率上位サービス、輸送用機器、パルプ・紙、金属製品、医薬品
下落率上位保険、海運、空運、鉄鋼、その他金融、倉庫・運輸

●債券市場に増発懸念くすぶる、経済対策40兆円超報道が超長期債の重し

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  前週末に政府の経済対策が財政支出ベースで40兆円超に膨らむ見通しと報じられ、国債増発懸念の再燃が長めの超長期債相場の重しになった。一方、債券先物や中長期債などは堅調に推移しており、利回り曲線のスティープ(傾斜)化を見込んだ動きとの見方も出ていた。

  SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「40兆円規模ともなれば、さすがに国債増発なしともいかないだろう」と指摘。「長いゾーンの増発の思惑が再び出ている感じで、増発なしとみていた人がリスクヘッジに動いている程度ではないか」と言う。

  • 新発40年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)bp高い0.72%、一時0.725%まで上昇
  • 新発30年債利回りは一時1bp高い0.685%
  • 新発10年債利回りは一時1bp低い0.06%
  • 長期国債先物12月物の終値は12銭高の151円77銭と高値引け。夜間取引の流れを引き継いで151円62銭まで売られた後は買い優勢に転じ、取引終了にかけて上げ幅を拡大

新発国債利回り(午後3時時点)

 2年債5年債10年債20年債30年債40年債
 
不成立
-0.085%0.065%0.465%0.675%0.720%
前週末比 --0.5bp-0.5bp横ばい横ばい+0.5bp

 

●ドルは113円後半、米金利低下が上値抑制-豪ドル上昇、中国指標好感

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台後半で推移。先週発表された米消費者物価指数(CPI)以降の米金利上昇・ドル高の流れが一服しており、やや上値の重い展開となった。日本の7-9月の国内総生産(GDP)は予想以上の落ち込みとなったが、市場の反応は限定的。オーストラリアドルは中国指標が予想を上回ったこともあり、上昇した。

 
  • ドル・円は午後3時34分現在、前週末比横ばいの113円89銭。114円05銭を高値に一時113円76銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%安の1168.71
  • 豪ドル・ドルは0.2%高の1豪ドル=0.7347ドル

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 米利上げシナリオをある程度織り込み、原油の上昇も一応抑えられてきているため、ドル・円のドライバーとしては力不足
  • 米ミシガン大消費者マインド指数でインフレ懸念が相当強いことが示されたので、今週は米小売売上高などで実態的な消費に大きな影響がないか見ていきたい
  • ただ、金融政策直結という意味では主要な材料になりにくく、FRB(米連邦準備制度理事会)理事や副議長が利上げについて踏み込んだ発言をするかがポイントになる
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