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メタバース事業のヒッキーが第三者割当増資、ドコモが65億円出資

仮想現実(VR)空間を使ったイベントなどを手掛けるHIKKY(ヒッキー)が15日、65億円の第三者割当増資を実施し、NTTドコモが引き受けたと発表した。メタバース(仮想空間)の認知度や市場が拡大する中、関連事業を強化する狙い。

  ヒッキーが外部から出資を受けるのは初めて。資本金は32億5000万円になる見込み。NTTドコモの出資比率やヒッキーのバリュエーション(企業価値評価)については回答を控えた。

HIKKY CEP Yasushi Funakoshi
HIKKY(ヒッキー)・舟越CEO
Source: HIKKY

  舟越靖最高経営責任者(CEO)は「自分たちが大事にしてきたクリエイティブの価値が認められた」と述べ、サービスの開発体制強化や人材採用などに資金を充てる考えを示した。一方、NTTドコモは、資本提携で同社のXR事業を拡大し、リアルとデジタルがシームレスにつながるさまざまな体験を提供していくとしている。

  2018年5月に設立されたヒッキーは、VR空間で出店者と来場者がアバターなどの3次元アイテムや洋服など実際の商品を売買できるイベント「バーチャルマーケット」を年2回開催している。今年8月のイベントには15日間で延べ100万人以上が参加した。

  メタバースは、新型コロナウイルス感染の世界的な拡大で物理的な交流が制限される中、現実世界の代替手段として注目が高まっている。米フェイスブックが先月、社名を「メタ」に変更するなどメタバース事業強化の動きが加速している。

米フェイスブック、社名を「メタ」に変更-イメージ刷新図る (2)

 

 

 

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