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イエレン財務長官、新型コロナ収束させることがインフレ減速の鍵

更新日時
  • インフレ率が2022年後半までに鈍化すると見込んでいると再び表明
  • 税制・支出法案は住宅などコスト低減させ物価下げる-NEC委員長

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イエレン米財務長官は米国では新型コロナウイルス感染を制御することがインフレ抑制への鍵になるとの考えを示した。

  イエレン氏は14日放送のCBSとのインタビューで、「今回のインフレの要因は新型コロナだと認識することが重要だ」と発言。

  「インフレ率を下げたいのであれば、われわれができる最も重要なことはコロナ対策で進展し続けることだと考える」と述べた。

  イエレン長官はインフレ率が2022年後半までに鈍化すると見込んでいるとあらためて表明。「労働供給や需要パターンが正常化すれば、そうなると予想する。新型コロナにしっかり対応できれば、来年後半のどこかの時点で物価は正常に戻ると考える」と話した。

  一方、ディース国家経済会議(NEC)委員長は税制・支出法案が子育てや医療、住宅のコストを低減させ、物価高加速とは反対の効果があるとの見解を示した。CNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で「これらはいずれも米家計のコスト低下につながる」と発言。企業や高所得者への増税を通じて財源が「十分に確保される」ため追加支出でインフレが高進することはないと語った。

  サマーズ元米財務長官はCNNの番組「ファリード・ザカリア・GPS」で、インフレの勢いが「重大な政策調整またはインフレ率が2%のレンジに戻る前に景気を減速させる不幸なアクシデントをもたらす」水準にまで積み上がっていると指摘。「多くの人々にとってインフレは、米国が制御されているかどうかの試金石だと思う」と述べた。

原題:Yellen Says Quashing Covid-19 Is Key to Lowering Inflation (1)(抜粋)

 

(5段落目以降でディースNEC委員長とサマーズ元米財務長官の発言を追加して更新します)
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