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モルガンSエコノミスト、2023年の米利上げを予想-ゴーマン氏と相違

  • エコノミストら、インフレの減速や労働参加率の上昇を見込む
  • 米当局は来年1-3月に「動き始める」べきだ-ゴーマンCEO

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モルガン・スタンレーのエコノミストらは2023年まで米利上げはないとの予想を維持しており、同行のジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)と見解が相違する格好となっている。

  ストラテジストのアンドルー・シーツ氏は14日発表した見通しで、米金融当局は資産購入を来年半ばまでに終了するが、ゼロ付近からの政策金利引き上げは23年の早期まで実施されないと同行エコノミクスチームはみていると明らかにした。

  インフレは減速し、労働参加率は持続的な上昇を示すと見込まれることが理由だと、シーツは説明。来年の米経済は個人消費と企業設備投資にけん引され、4.6%の成長率になると予想しているという。

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  モルガン・スタンレーのエコノミストらはゴーマンCEOよりもハト派的とみられる。ゴーマン氏は先月、「マネーは現在やや自由になり過ぎ、あまりに簡単に利用できる状態にある」との懸念を表明し、米金融当局は22年1-3月(第1四半期)に「動き始める」べきだとの考えを示していた。

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  ゴーマンCEOが同行エコノミストよりもタカ派的な見方を示すのはこれが初めてではなく、同氏が正しかったということも多い。

  今年5月には、同CEOは米当局が年末にかけて債券購入の縮小(テーパリング)を開始すると予想。同行エコノミストらは来年4月に開始されるとの見通しを示していた。当局は今月にテーパリング計画を発表した。

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原題:
Morgan Stanley Economists See 2023 Fed Hike, Differ With Gorman(抜粋)

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