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【米国市況】株上昇、ハイテク中心に買い-インフレ懸念を克服

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

12日の米株式相場は上昇。インフレ圧力を巡って市場全体に懸念がくすぶり続ける中、テクノロジーや通信サービス銘柄が堅調だった。

  • 米国株は上昇、ハイテクや通信の上げ目立つ
  • 米国債は長期債中心に下落、10年債利回り1.57%
  • ドル下落、株高などで-対円では113円台後半
  • NY原油は反落、米政府の価格抑制策に市場は注目
  • NY金は7日続伸、CPIの衝撃続き週間でも大幅高

  S&P500種株価指数は続伸。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が高い。2社への会社分割を発表した。一方、ローズタウン・モーターズは下落。生産の遅れを明らかにした。

米J&Jが2社に分割へ、コンシューマー部門と医薬品に 

  S&P500種は前日比0.7%高の4682.85。ダウ工業株30種平均は179.08ドル(0.5%)高の36100.31ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。

  ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤン氏は「揺るぎない楽観の局面にあるかのようだ」と指摘。「要するに、楽観的な時ということだ。横ばい状態のような1週間となっている場合、金曜日に上昇することはそれほどあり得ないことではない」と述べた。

  米国債相場は長期債中心に下落。ニューヨーク時間午後4時18分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.57%。30年債利回りは4bp上昇の1.94%。

One-year inflation expecations rise to highest since 2008
 
 

  外国為替市場ではドル指数が低下し、週間での上げ幅を縮小した。株式相場の上昇などが背景。 11月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想に反して低下し、10年ぶり低水準となった。

  ニューヨーク時間午後4時20分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=113円90銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1444ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。米政府が戦略石油備蓄(SPR)を放出するかどうかについて、ホワイトハウスのサキ報道官は言明を避けたため、原油先物は終盤にかけて下げ幅を縮小した。米政府がエネルギー高騰抑制策を講じるかどうかが注目される中、原油先物は週間ベースでは3月以来で最長の3週連続安となっている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比80セント(1%)安い1バレル=80.79ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は70セント下げて82.17ドル。

  ニューヨーク金先物相場は7日続伸。米国の消費者物価が30年ぶりの上昇率となった衝撃が続き、週間ベースでは少なくとも6カ月ぶりの大幅高となった。

  消費者物価指数(CPI)の上昇基調は来年も続き、金の需要はさらに強まると指摘するアナリストもいる。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.3%高の1オンス=1868.50ドルで終了した。週間では2.9%上昇。

原題:Stocks Gain as Tech Overcomes Inflation Worries: Markets Wrap(抜粋)

Long-End Treasuries Fall, Steepening the Curve; Stocks Advance

Greenback Trims Weekly Gain as Shares Advance: Inside G-10

Oil Posts Longest Run of Weekly Losses Since March Amid SPR Talk(抜粋)

Gold On Track for Best Week Since May as Inflation Worries Grow(抜粋)

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