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米J&Jが2社に分割へ、コンシューマー部門と医薬品に

更新日時
  • 1年半から2年をかけ、コンシューマー部門を切り離す
  • コロナ禍でパーソナルケアに対する考え方が変化-ゴースキーCEO

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は12日、医薬品・医療機器事業とコンシューマー製品事業の2つに同社を分割する計画を発表した。収益性の高い製薬市場に注力する業界の流れに追随した。

  J&Jの発表資料によれば、今後1年半から2年をかけてコンシューマー部門を切り離す。J&Jの株価はニューヨーク時間午前10時31分現在、1.4%高となっている。

  アレックス・ゴースキー最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「当社にとって歴史的な日だが、何年も前から検討してきたことだ」と語り、「新型コロナウイルスによって、パーソナルケアに対する人々の考え方は根本的に変化した」と説明した。

  医薬品部門は昨年の売上高のうち55%を占めた。医療機器部門は28%、コンシューマー製品部門は17%だった。

  複合大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)も先日、分社化を発表した。かつて複数の事業を手広く展開し世界のビジネスを席巻したコングロマリットは相次いで、より小規模な事業体に分割している。そうすることで急速に変化する景気トレンドや消費者の好みに迅速対応できると、企業幹部らは指摘する。

  J&Jのコンシューマー部門は、全社の売り上げに占める比率は小さいが、市販の鎮痛剤からばんそうこうの「バンドエイド」に至るまで、製品の知名度は群を抜いている。

  ゴースキーCEOは投資家との電話会見で、「パーソナルヘルスやウェルネスは注目を集めており、コンシューマー製品を革新する必要性は高まっている」と述べた。

Johnson & Johnson World Headquarters As Company Anticipates Approaching Regulators With One-Dose Shot
ニュージャージー州にあるジョンソン・エンド・ジョンソン本社
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

 

原題:Health-Care Giant J&J to Split Into Drug and Consumer Companies(抜粋)

  

(詳細を加えて更新します)
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