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きょうの国内市況(11月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続伸、米ハイテク反発を好感-円安進行で輸出関連が高い

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 東京株式相場は大幅に続伸。祝日休場前の米債利回り上昇を受けて売りが先行していたハイテク株が反発。電機や情報・通信株の追い風になった。外国為替市場で円相場が下落基調を強めていることから自動車などの輸出関連株も高かった。

  • TOPIXの終値は前日比26.30ポイント(1.3%)高の2040.60
  • 日経平均株価は332円11銭(1.1%)高の2万9609円97銭

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト

  • 米国金利上昇と円安は、シクリカル(景気循環)色の強い日本株にはプラスに働いている
  • 世界的に弱かった商品市況が下げ止まり、鉄鋼や非鉄、ゴムなどが高い
  • 中国恒大問題は不動産価格が暴落し中国景気が厳しくなると世界経済にも悪影響が出るため、当局が緩和的な方針を出した点も株式市場にとっては潜在的にプラス

東証33業種

上昇率上位不動産、鉄鋼、鉱業、建設、情報・通信、輸送用機器、卸売業
下落業種石油・石炭製品

 

●長期債は下落、米長期金利が時間外取引で上昇-20年債も入札前の売り

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  債券相場は長期債を中心に下落。米消費者物価指数(CPI)の上振れにより米国債のボラティリティーが上昇していることや、米長期金利がこの日の時間外取引で上昇したことを受けて売りが優勢となった。超長期債は20年債に来週の入札を前にした売りが出た一方、長めの超長期債は投資家の需要が強く堅調だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.07%
  • 新発20年債利回りは1bp高い0.465%
  • 新発30年債利回りは0.675%、新発40年債利回りは0.71%といずれも0.5bp低下
  • 長期国債先物12月物の終値は14銭安の151円65銭。軟調だった夜間取引の流れを引き継ぎ売りが先行。米長期金利が時間外取引で上昇したこともあり午後は一段安となり、一時151円61銭まで下落したが、引けにかけて下げ幅をやや縮小した

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 米長期金利が時間外取引で上昇したことが10年債や先物相場の重しになった
  • 米CPIの上振れにより米債のボラティリティーが上がっており、20年債にネガティブに働いたほか、来週18日の入札を控えた調整売りも出た
  • 40年債はこのところ底堅い値動きが続いており、生命保険会社の需要が堅調とみられる

●ドル・円は小幅上昇、米金利上昇や株堅調で114円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半へ小幅上昇。米国のインフレ高進を受けた米金利上昇とドル高の流れが継続。堅調な株価を背景にリスク選好の円売りも優勢で、一時約2週間ぶり高値を付けた。

 
  • ドル・円は午後3時8分現在、前日比0.1%高の114円20銭。114円03銭を安値に一時114円30銭と今月1日以来の水準まで上昇
  • ドルは主要10通貨全てに対して買い優勢。ブルームバーグ・ドルスポット指数は一時1173.16と約1年ぶり高水準を付ける場面も

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • ドル・円は米金利上昇を背景にした上げと株高を受けた円売りの両方でしっかり
  • 米雇用統計後からの調整も米CPI(消費者物価指数)をきっかけに終わった形で、ドル・円は再び上値を試す展開になりやすい
  • 来週発表される米小売売上高や米鉱工業生産が前月から改善するとみられる中で、ドル・円はきょうから来週にかけて10月20日高値(114円70銭)や115円の大台をトライする可能性が高いとみている
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