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ラザード、ヘッジファンド運営会社ブリゲード買収に向けた交渉が決裂

  • 経営不振などで財務悪化した企業への関与巡り折り合い付かず
  • 投資プロセスに制限設ける取引受け入れられない-ブリゲードCIO

投資銀行ラザードがヘッジファンド運営会社ブリゲード・キャピタル・マネジメントの買収に向け進めていた交渉は物別れに終わった。経営破綻や経営不振で財務が悪化した企業のディストレスト債へのブリゲードの関与を制限する方法を巡り、折り合いが付かなかった。

  事情に詳しい複数の関係者によると、300億ドル(約3兆4200億円)を運用するブリゲードの幹部は11日に交渉決裂を知らされた。ブルームバーグ・ニュースは先週、合意に近づいていると報じていた。非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によれば、ラザードの収益性が比較的高いリストラ助言事業と相反し得るブリゲードの将来的な活動についてラザードが制限を図ったことが、最後まで争点の一つとして残った。

ラザード、ヘッジファンド運営会社ブリゲード買収で交渉-関係者

  ブリゲードの最高投資責任者(CIO)でマネジングパートナーのドン・モーガン氏はブルームバーグに対し、「認識される相反その他を理由に当社の投資プロセスに制限を加えようとする取引はいかなるものであれ、当社は受け入れない」と説明。「ブリゲードが独立パートナーシップにとどまる決定を下したと当社パートナーと社員に通知した」としている。

  ブリゲードの広報担当者はモーガン氏のコメント以外の情報について提供を控えた。ラザードの担当者にコメントを要請したが、すぐに返答は得られていない。

原題:
Lazard Deal Talks With Brigade Collapse Over Conflict Concerns(抜粋)

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