コンテンツにスキップする

日本株は大幅続伸、米ハイテク反発を好感-円安進行で輸出関連が高い

更新日時
Pedestrians walk past the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.
Pedestrians walk past the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

東京株式相場は大幅に続伸。祝日休場前の米債利回り上昇を受けて売りが先行していたハイテク株が反発。電機や情報・通信株の追い風になった。外国為替市場で円相場が下落基調を強めていることから自動車などの輸出関連株も高かった。

  • TOPIXの終値は前日比26.30ポイント(1.3%)高の2040.60
  • 日経平均株価は332円11銭(1.1%)高の2万9609円97銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト

  • 米国金利上昇と円安は、シクリカル(景気循環)色の強い日本株にはプラスに働いている
  • 世界的に弱かった商品市況が下げ止まり、鉄鋼や非鉄、ゴムなどが高い
  • 中国恒大問題は不動産価格が暴落し中国景気が厳しくなると世界経済にも悪影響が出るため、当局が緩和的な方針を出した点も株式市場にとっては潜在的にプラス

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • 米国でハイテク株中心に買いが入り、日本株の押し上げ要因になっている
  • 米国のインフレや利上げへの懸念はあるが、世界景気はそれ以上にしっかりしている。企業業績もしばらく強いとの見方から株高基調になっている
  • 米長期金利が上がると相対的に割安な日本株に投資家の視線が向きやすい。外国為替の円安もあり、海外投資家が日本株を見直すきっかけになっている
  • 中国当局による不動産会社の資金調達を助ける規制緩和や、中国恒大の社債利払いなど中国の不動産問題への懸念が後退しているのもリスクを取りやすくしている

東証33業種

上昇率上位不動産、鉄鋼、鉱業、建設、情報・通信、輸送用機器、卸売業
下落業種石油・石炭製品

背景

  • 米国市況】S&P500種は上げ幅縮小、消費者物価なお焦点-ドル上昇
  • 鉄鉱石と金属相場が上昇-中国の不動産業界巡る混乱緩和に期待高まる
  • ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前日の日本株終値時点は113円94銭
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE