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中国の不動産業界規制、有力証券3紙が緩和観測高める-銀行融資増

  • 不動産開発企業向け融資、10月に急増-11月も増勢続く見通し
  • 人民銀は10月末時点の住宅ローン残高公表-月次の発表は異例
Apartment buildings at China,

Apartment buildings at China,

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

中国の銀行による不動産開発企業向け融資が10月に急増し、11月も増勢が続く見通しだと、中国の有力証券紙が足並みをそろえて報じた。不動産業界の与信環境が改善しつつある可能性を示す兆しが増えている。

  中国証券報上海証券報証券時報は11日付の1面で、中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した10月の与信データについて詳しく報道。また、人民銀は別のリポートで、住宅ローンが10月に拡大したと公表した。月次で住宅ローン残高データを発表するのは異例で、懸念を和らげようとしているのは明らかだ。

中国経済全体のファイナンス活動、10月は安定的-季節要因反映

Mortgage Expansion

PBOC emphasizes stable rise in mortgages with release of monthly data

Source: People's Bank of China, Bloomberg calculations

  各紙は、先月の不動産開発業者向けの貸出額を具体的に示さなかったが、関連融資データの改善は当局が不動産市場の投機やレバレッジの抑制に向けた政策を緩和し始めたことを示唆していると伝えた。

中国の不動産開発企業向け融資、10月に急増-中国証券報

  中国不動産開発企業の社債や株価は10日に上昇。当局が不動産会社による人民元建て債発行を巡る規制を緩和する公算が大きいとの証券時報の報道を好感した。

中国不動産開発企業の債券発行、規則緩和も-証券時報

  また、国有企業が規制当局に対し、不動産業界のレバレッジ抑制に向けて設けた「三条紅線(3つのレッドライン)」の貸し出し制限を同セクターの再編目的に調整するよう要請したとの観測も広がり、財聯がその後これを報じた。

原題:China State Media Stoke Speculation Property Crackdown May Ease(抜粋)

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