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SEC委員長、ヘッジファンドの2%運用報酬と20%成果報酬見直しへ

  • 何十年も変わらない状況に驚かされると述べ、慣行を変える意向示唆
  • 手数料の透明性改善に向け、対応策の提言をSECのスタッフに指示
Gary Gensler
Gary Gensler Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループの元パートナーの経歴を持つ米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は、「2%の運用報酬、値上がり益の20%の成果報酬」というヘッジファンドモデルについて、ウォール街で働いた当時から何十年も変わらない状況に驚かされると述べ、慣行を変える意向を示唆した。

  ゲンスラー委員長は10日の講演で、ヘッジファンドとプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社が顧客に請求する手数料の透明性改善に向け、対応策の提言をスタッフに指示したとした上で、SECの見直しの最大の目標が手数料引き下げにあることを明らかにした。

  同委員長は「競争促進と透明性向上は、わが国の資本市場のこの重要部分の効率を高め、年金や寄付基金のリターンを増やす可能性がある」と語った。

  ゲンスラー氏は、アクティブ運用の投資信託とインデックスファンドの運用報酬が劇的に下がる一方、ヘッジファンドとPE投資会社はそうではないと指摘。ヘッジファンドの運用報酬は平均1.4%、成果報酬は値上がり益の16.4%となったが、PE投資会社の手数料は1990年代からそれほど変わっていないと主張した。

  

SEC Chair Gary Gensler Testifies Before Senate Banking Committee
ゲンスラーSEC委員長
Source: X07527

原題:Hedge Fund 2-and-20 Fee Structure in SEC Chief’s Crosshairs (2)(抜粋)

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