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きょうの国内市況(11月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株4日続落、中国の不動産債務問題を懸念-非鉄金属など素材安い

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  東京株式市場は4営業日連続で下落。米株安を受けて買い控えムードが広がった。中国の不動産開発に関連した債務問題も投資家心理を冷やした。中国恒大集団のドル建て債は利払いの猶予期日となる10日の取引時間に支払いが確認できず、債務不履行の懸念が出た。非鉄金属や鉄鋼といった素材株が安かった。

  • TOPIXの終値は前日比10.81ポイント(0.5%)安の2007.96
  • 日経平均株価は178円68銭(0.6%)安の2万9106円78銭

岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト

  • 今後は資源の供給制約が解消に向かうとの見通しから、商品市場で銅やニッケル価格が下がり始めており、鉄鋼や非鉄金属、商社株が売りが広がった
  • 岸田政権から目新しい政策が出ておらず、投資家は様子見している。現金給付は外国人投資家からみるとただのバラマキと捉えられるだろう。連日発表されている企業業績がそれほど悪いわけではないのに株式相場が上がらないのは、岸田政権への疑念があるからだ

東証33業種

上昇率上位パルプ・紙、海運、その他製品、電気・ガス、鉱業
下落率上位ゴム製品、空運、鉄鋼、非鉄金属、卸売

 

●超長期債中心に上昇、米長期金利低下と国債増発懸念の後退で買い優勢

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。前日の海外時間に米長期金利が低下したことや国内の債券増発懸念が後退していることを受けて買いが優勢だった。きのう実施された30年債入札が無難に通過したことも買い安心感を呼んだ。

  • 新発40年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)低い0.705%、新発30年債利回りは1bp低い0.67%、新発20年債利回りは0.5bp低い0.45%
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.055%
  • 長期国債先物12月物の終値は5銭高の151円92銭。前日の米長期金利低下の流れを引き継ぎ買いが先行し、一時151円97銭まで上昇。米長期金利が時間外取引で上昇したこともあり午後は上げ幅を縮小する展開

みずほ証券の松崎涼祐シニアマーケットアナリスト

  • 米長期金利が低下したことが国内債券相場の支援材料になった
  • 超長期債は国債増発がないとの期待から買われたほか、きのうの30年債入札を無難に通過したことも買い安心感につながった
  • 10年債利回りは0.05%の壁の存在が言われているが、この水準に特別の意味はなく、何か追加的な材料が出れば意外とすんなり突破してしまう可能性も

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下

●ドル・円は112円後半、円売りの巻き戻し圧力くすぶるも米CPI待ち

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=112円台後半で推移した。軟調な株価を背景に円売りポジションの巻き戻し圧力が上値を抑える一方、米金利低下が一服する中でドルの下値も限定的。海外時間に発表される米消費者物価指数(CPI)を見極めようとの姿勢も強く、小幅な値動きに終始した。

 
  • ドル・円は午後3時11分現在、前日比ほぼ変わらずの112円87銭。前日に付けた約1カ月ぶり安値(112円73銭)付近の112円78銭を下値に18銭の値動き
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)は円買い優勢。オーストラリアドル・円は0.3%豪ドル安・円高の1豪ドル=83円07銭

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 投機筋の円売りポジションがかなりたまっていたので、そのアンワインドが円買いにつながっているが、米国の利上げ期待は残っているし、原油も上がっているので、今のところドル・円の下は支えられている
  • インフレは一時的との見方もあるため、米CPIがよほど強くないと米金利とともにドル・円が大きく上昇するのは難しいかもしれない。むしろ、悪かった場合のドル・円の下落リスクの方が高そう
     
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