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米金融当局は1970年代のような物価高の再来容認せず-財務長官

  • インフレ高進が来年以降も続くことはないとの見解あらためて示す
  • 70、80年代の高インフレ、金融当局は対応しないとの見方が要因
Treasury Secretary Yellen And Fed Chair Powell Testify Before House Financial Committee On Coronavirus And CARES Act
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

イエレン米財務長官は米国のインフレ高進が来年以降も続くことはないとの見解をあらためて示すとともに、1970年代のような物価高の阻止が必要であれば、米金融当局が行動するだろうと述べた。

  イエレン長官は9日放送された米公共ラジオNPRの番組「マーケットプレイス」でのインタビューで、新型コロナウイルス流行が収束するにつれ、「物価上昇が横ばいになると私は見込んでおり、インフレ率は正常と見なされる2%に近づくだろう」と語った。

  また新型コロナ感染拡大が収まれば、仕事に復帰する人が増え、消費者の需要も平時のパターンに戻るとし、賃金やモノの価格への上昇圧力が緩和されるとの見方を示した。

  さらに、70年代や80年代の一時期に高いインフレ率が続いたのは「政策当局者はそれを解消しようとしないと人々が考えたためで、インフレ期待が米国人の精神に根付いた」と指摘。ただ「そうした現象は現時点で起きておらず、米金融当局もそうはさせないだろう」と述べた。

原題:
Yellen Says Fed Wouldn’t Allow Repeat of 1970s-Level Inflation(抜粋)

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