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テスラ株が続落し12%安、22兆円目減り-売却は負債絡みとバーリ氏

更新日時
  • 株式売却が個人的負債を賄うためかもしれないとツイートしたと報道
  • 弟のキンバル氏が投票直前にテスラ株を一部売却したことも影響
A Tesla Motors logo appears on the side of a Tesla Model S electric sedan.

A Tesla Motors logo appears on the side of a Tesla Model S electric sedan.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

9日の米株市場で、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価が12%安と大幅続落した。週初の下落幅は2営業日としては2020年9月以降で最も大きく、時価総額は約1990億ドル(約22兆4700億円)相当目減りした。

  マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」(原題:ザ・ビッグ・ショート)でも有名な投資家のマイケル・バーリ氏がイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)について、個人的負債を賄うため株式を売却したいと考えたのかもしれないとツイートしたと伝えられた。

  マスク氏は保有するテスラ株の10%売却の賛否を先週末にツイッターで問い、参加したユーザーの賛成多数で支持された。それに伴う株式放出への懸念に加え、取締役会メンバーの弟キンバル・マスク氏が投票直前の5日にテスラ株を一部売却していたことも株価に影響した。

マスク氏の弟、テスラ株8.85万株売却-ツイッターでの投票前日に

  テスラの株価は12%安の1023.50ドルで終了した。前日も4.8%下落していた。ただ年初来では45%上昇し、時価総額は10月後半に乗せた1兆ドルの大台をなお上回っている。

  世界的な金融危機で住宅ローン証券下落に賭けた投資で注目されたバーリ氏のツイートは、ツイッターのフィードには今は見当たらず、ツイートに関するビジネス・インサイダーの報道を確認するため、ブルームバーグ・ニュースが同氏にメッセージを送ったが、これまでのところ返答はない。

世紀の空売り」投資家、テスラ下落に賭け-80万100株対象プット

  チューダー・ピッカリングのアナリスト、マシュー・ポルティージョ氏は「株価は長期的観点から見て極度に過大評価されており、投資家はバリュエーションに悩まされている」と指摘し、マスク氏が株式売却の賛否を問う投票をツイッターで呼び掛けたことが、投資家に株価を「少し後退させる口実」を与えたとの見解を示した。

 

Shares are still up nearly 50% this year
 
 

原題:
Tesla Selloff Wipes Off $175 Billion After Breakneck Rally (1)(抜粋)

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