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中銀デジタル通貨、法定通貨になる公算大きい-ECB当局者らが指摘

Fabio Panetta, member of the executive board of the European Central Bank (ECB), left, 

Fabio Panetta, member of the executive board of the European Central Bank (ECB), left, 

Photographer: Valeria Mongelli/Bloomberg

主要な中央銀行が検討している中銀デジタル通貨(CBDC)は恐らく各国・地域における法定通貨になるとの見方を、CBDC計画を調査する中銀当局者らが示した。

  欧州中央銀銀行(ECB)のパネッタ理事は9日、ヘルシンキで行われたCBDCに関するパネル討論会で、ユーロ圏ではCBDCが法定通貨となる「公算が大きい」と述べた。

  同じくパネル討論に出席したロシア銀行(中央銀行)のナビウリナ総裁もパネッタ氏の考えに同調。CBDCに対する社会の信頼を得るために「通貨という形態のシームレスな転換」の重要性を強調した。

  パネッタ氏は「中央銀行が発行する追加的通貨でありながら、法定通貨としての位置付けがないのは極めて不自然だろう」と述べた。ECBは今後2年間かけてCBDCを調査するが、同氏は法定通貨としての地位が「当然の帰結だと考えるべきではない」とくぎを刺した。

  主要国・地域に先駆けてCBDCを導入するとみられる中国では、デジタル人民元は当初から法定通貨とみなされてきた。

  中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は同討論会で、現金需要がある限り、人民銀が現金供給を停止する、もしくは行政令を出して現金の交換を命じることはないと述べた。

原題:Digital Currencies Likely to Be Legal Tender, Central Banks Say(抜粋)

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