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きょうの国内市況(11月9日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日続落、円高を警戒した先物売り-海運や空運が安い

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 東京株式相場は3営業日連続で下落。外国為替市場で円相場が対ドルで112円台の円高に推移し、株価指数先物などに警戒した売りが出た。朝方は上昇して始まったものの、日経平均株価で3万円が視野に入る高値圏では利益確定目的の売りが徐々に広がり投資家の姿勢を慎重にした。きのう大幅に値を上げた海運や空運株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比16.45ポイント(0.8%)安の2018.77
  • 日経平均株価は221円59銭(0.8%)安の2万9285円46銭

 証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長

  • 取引開始後は先物売りが出た。日経平均が3万円に近づき、利益を確定する動きが出やすい。多くの投資家が3万円近辺の高値圏では積極的な買いを入れづらい
  • 株式市場で上値を追う材料がなく、為替が円高になっているのも上値を抑えている
  • 値下がり銘柄数の方が多いが、巨額の自社株買いを発表したソフトバンクGは日経平均株価への寄与度が大きく同指数の支えになっている

東証33業種

上昇率上位情報・通信、鉄鋼、鉱業
下落率上位繊維、ゴム製品、海運、不動産、水産・農林、陸運、空運


●超長期債は下落、経済対策見極めで買い慎重ー30年入札は無難通過

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  債券相場は超長期債を中心に下落。前日に米国の長期金利が上昇したことに加え、政府の経済対策に伴う国債発行の行方を見極める姿勢から、買いは慎重だった。この日の30年国債入札は無難に通過したものの、相場の上値は重かった。

  • 新発20年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.46%
  • 新発30年債利回りは0.68%、新発40年債利回りは一時0.725%と、いずれも0.5bp上昇
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.06%
  • 長期国債先物12月物の終値は2銭高の151円87銭。夜間取引の流れを引き継いで午前は売り優勢。午後は30年入札結果発表後に151円91銭まで上昇したが、その後は前日終値を挟んでもみ合い

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 30年入札は無難な結果。金利水準を調整したところで押し目買いが確認された形で、0.7%に近い水準では生命保険などリアルマネーが入ってきた
  • ただ、国債増発は必要ないとの見方も出ているが、大規模な経済対策の中で決まっていない部分も多く、超長期ゾーンでは慎重に見極める姿勢もある。不確定な中では金利低下を追いかけていく状況でもない

30年債入札

  • 最低落札価格は100円35銭と、市場予想と一致
  • 応札倍率は3.45倍に上昇、前回は2.90倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は7銭と、前回の9銭から縮小

●ドル・円は約1カ月ぶり113円割れ、円安ポジション調整の動き

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  東京外国為替市場のドル・円相場は約1カ月ぶりの1ドル=113円割れ。新規手掛かりに乏しい中、主要中銀の政策決定や米重要指標をこなした出尽くし感から、積み上がった円売りポジションの調整の動きが続いた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時31分現在、前日比0.4%安の112円83銭。ここまで113円29銭を高値に一時112円73銭と10月11日以来の水準まで下落
  • 円のブルームバーグ相関・加重通貨指数は前日比0.3%高の341.2895。一時0.5%上昇

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 米雇用統計後から見られている一連のイベント通過による調整の流れ。投機筋の円売りポジションが積み上がっていたことも、調整に向かいやすい素地となっている。米金利が思っていたほど上昇せずに押し戻されてきたこともドル・円の調整を促す要因
  • 市場の焦点は12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのドットチャートの変化に移っている印象もあり、それ以外で何か新しい材料が出ない限りは11月は113~115円レンジの中での調整となりそう
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