コンテンツにスキップする

中国、不動産の予約販売収益への監督強化-開発各社にさらなる逆風か

  • 北京や天津、石家荘市などが監督を強化する規則公表-第一財経
  • 不動産企業の販売リズムに直接影響、運転資金に圧力も-中指研究院
Apartment buildings at China Evergrande Group's Life in Venice real estate and tourism development in Qidong, Jiangsu province, China.

Apartment buildings at China Evergrande Group's Life in Venice real estate and tourism development in Qidong, Jiangsu province, China.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

中国では、不動産の予約販売で集められた資金の活用に対する監督を強化する都市が増えている。不動産開発会社の多くが直面する資金繰り難をさらに深刻化させる公算が大きい動きだ。

  第一財経が報じたところによると、北京や天津、河北省の石家荘など主要都市に加え、東部・江蘇省の蘇州、南通両市や河南省の漯河などが予約販売収益への監督を強化する規則を公表した。

  こうした措置は国内不動産市場の深刻な下降局面で建設工事の中断に追い込まれるプロジェクトが増える中で、適時竣工と引き渡しを確実にすることが目的だと、第一財経が易居研究院智庫センターの厳躍進リサーチディレクターの話として伝えた。

  ただ、第一財経は匿名の業界関係者を引用し、この政策は一部開発業者の資金不足に拍車を掛け、債務返済がより難しくなる見込みだと報じた。

  中指研究院の陳文静アソシエートリサーチディレクターは、「今回の新規制は不動産企業の販売リズムに直接影響し、資本回転をさらに鈍らせており、運転資金への圧力が強まる可能性がある」と述べた。

関連記事
米FRB、高リスク資産の価格上昇やステーブルコイン台頭に警告

原題:
China Tightens Use of Property Proceeds as Fed Sees Risks (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE