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香港、世界と往来再開は22年半ばまで実現せず-行政長官諮問メンバー

  • 中国との隔離なし往来や高齢者のワクチン接種率向上がまず必要
  • 少なくとも1回のワクチン接種、80歳以上は17%-副反応不安

香港は中国本土との隔離なしの往来や新型コロナウイルスワクチン域内接種率の向上をまず実現させ、約半年後に世界との往来も再開する可能性があると、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の諮問機関、行政会議メンバーの林正財氏が明らかにした。

  林氏は8日のインタビューで、香港は本土との境界開放を巡る交渉をまとめつつ、高齢者を中心に低迷するコロナワクチン接種率を向こう数カ月で高める必要があると指摘。

  香港政府のワクチン作業部会のメンバーでもある同氏は、「特に高齢者の間で十分なワクチン接種率を達成するには半年くらいは恐らく必要だ」と説明。「それまでに中国との境界を開放し、他の地域にもこれを広げる有利な条件が整うよう期待している」と述べた。

  香港では高齢者を中心にワクチン副反応への不安が根強く、80歳以上で少なくとも1回のワクチンを接種したのは17%にとどまっている。

  他国・地域が開放を進める中で、中国と香港は「コロナゼロ」戦略を依然続けており、長期間の隔離や厳格な接触者追跡などの措置を講じている。香港を離れて戻る場合には、最長21日間の宿泊施設での強制隔離が求められ、国際的な企業や住民はこうした対策に不満を募らせている。

原題:Hong Kong Won’t Open to World Until Mid-2022, Lam Aide Says (1)(抜粋)

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