コンテンツにスキップする

【新型コロナ】欧州発米国行き運航再開、シンガポールが一部制限緩和

米国は新型コロナウイルスワクチンを接種した渡航者の入国制限を約30カ国を対象に解除した。欧州発米国行きの航空便はパンデミック(世界的大流行)初期以来の運航再開となり、欧州の空港には利用客が詰めかけた。

TRAVEL RESTRICTIONS LIFTED FOR FRENCH TO TRAVEL TO USA
パリのシャルル・ドゴール国際空港(11月8日)
 

  一方、欧州は再びコロナ感染のホットスポットとなっており、各国は感染対策の見直しを余儀なくされている。英国ではロックダウン(都市封鎖)再導入がなお検討されていると、現地紙ガーディアンが報じた。ワクチン接種率で世界の上位に入るデンマークでも新規感染者数が急増しており、フレデリクセン首相は7日遅く、一部制限を恐らく再導入する必要があるとフェイスブックに投稿した。

  米バイオ医薬品メーカーのリジェネロン・ファーマシューティカルズは、同社が開発した新型コロナウイルス感染症の抗体カクテル療法「REGEN─COV」が最長8カ月間にわたり有症状の感染リスクを82%引き下げると、試験結果を基に発表した。

リジェネロンの抗体カクテル療法、8カ月たっても高い感染予防効果

  米厚生省によると、米国の病院では7日、コロナ患者の病床占有率が約6%と7月28日以来の低さとなった。

  シンガポールは1カ月余り前に導入した厳しい制限措置の一部を10日から緩和する。飲食店内での食事は同居人なら5人まで同席可能になる。

  シンガポールのチャンギ国際空港とマレーシアのクアラルンプール国際空港を結ぶ航空路線について両国は、ワクチン接種済み渡航者が隔離なしで入国できる枠組みを11月29日から運用する。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億5000万人、死者は505万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計72億7000万回を超えた。

原題:U.S. Opens Travel From Europe; Regeneron Cocktail: Virus Update(抜粋)、Doughnuts and Delays as Europeans Fly to U.S. After 600 Days(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE